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【見通し】週間為替展望(豪ドル/ZAR)南ア、格付け会社の発表に注目

◆豪ドルはレンジ相場か、雇用改善も賃金が上がらない状況
◆ZARはジンバブエのクーデターや財政問題で上値が重い
◆SARB政策決定会合・格付け会社の格付け発表に注目が集まる
(国際金融情報部・松井 隆)

予想レンジ
豪ドル円 83.80-88.10円
南ア・ランド円 7.55-8.20円

11月20日週の展望
 豪ドル円はレンジ相場になるか。11月7日に行われた豪準備銀行(RBA)の金融政策決定理事会の議事録以外には、主だった経済指標の発表の予定が無い。中国からも主だった経済指標の発表が無いことから、豪ドルは他国の動きや商品相場の動きに追随した相場展開になるだろう。
 豪ドルの上値を抑えるのが、15日に発表された7-9月期の賃金指数だ。デベルRBA副総裁が講演で賃金の上昇が低い水準にとどまる可能性を示唆していたが、今回の発表は副総裁の発言どおりになったかたちだ。雇用が改善しているのは明るいニュースであるが、住宅ローン問題を抱えている豪州にとって、雇用は好調でも賃金が上がらない米国や日本よりも深刻な問題になっている。ランビー上院議員が英国(スコットランド)との二重国籍で辞任したが、政局不安も豪ドルの重しになるだろう。
 南ア・ランド(ZAR)円の上値は限定的か。南アにとって最も重要な一週間を迎えることになる。経済指標では、22日発表の消費者物価指数が注目される。翌日には南ア準備銀行(SARB)の政策決定会合が開かれ、24日には格付け大手ムーディーズ・インベスターズとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が南アの格付けを発表する。格下げになった場合、ZARは大きく売られるだろう。据え置きの場合は利食いの買いが出るだろうが、両社のコメントにも気をつけたい。ただし、格付けを据え置いた場合でも、南アは経済的にも政治的にもポジティブな材料が無いため、利食いと金利差以外では買い材料を見つけるのは難しいだろう。格付け会社が財政を懸念している状況にもかかわらず、ズマ大統領が設けた高等教育専門委員会が、財政が逼迫している状況で大規模な予算を求めていることも、ZARの上値を抑える原因になりそうだ。隣国ジンバブエのクーデターが、今後亡命や難民に絡む問題に発展すると、短期的にはZARの売り圧力になる可能性がある。

11月13日週の回顧
 豪ドルは対ドル、対円ともに軟調に推移した。10月のNAB企業景況感指数は+21と調査開始以来の高水準となったことで豪ドルは一時底堅かったが、7-9月期の豪賃金指数が+0.5%と市場予想の+0.7%を下回り、前期値と変わらない結果になったことで、失望感から豪ドル売りになり、対ドルでは7月7日以来の水準まで下落した。雇用統計では10月の就業者数が+3700人と市場予想の+1万7500人を大きく下回ったものの、失業率は5.4%と予想の5.5%よりも改善し、まちまちな結果となったことで発表当初は反応薄だった。しかし9月の就業者数が+1万9800人から+2万6600人に上方修正され、正規雇用者数が前回の9300人よりも多い2万4300人になったことが分かると下げ幅を縮小させた。
 ZARは対円では一時、昨年11月後半以来となる水準まで下落した。高等教育の専門委員会が高等教育予算向けに国内総生産(GDP)の1%以上の予算を要求したことを背景に、財政がより逼迫する懸念が浮上し上値が重くなった。しかし、9月の小売売上高が+5.4%と市場予想の+4.5%を上回ったことに加え、週後半のポジション調整で週初よりもZAR高になる水準まで上昇した。(了)

(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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【見通し】週間為替展望(豪ドル/ZAR)南ア、格付け会社の発表に注目

◆豪ドルはレンジ相場か、雇用改善も賃金が上がらない状況
◆ZARはジンバブエのクーデターや財政問題で上値が重い
◆SARB政策決定会合・格付け会社の格付け発表に注目が集まる
(国際金融情報部・松井 隆)

予想レンジ
豪ドル円 83.80-88.10円
南ア・ランド円 7.55-8.20円

11月20日週の展望
 豪ドル円はレンジ相場になるか。11月7日に行われた豪準備銀行(RBA)の金融政策決定理事会の議事録以外には、主だった経済指標の発表の予定が無い。中国からも主だった経済指標の発表が無いことから、豪ドルは他国の動きや商品相場の動きに追随した相場展開になるだろう。
 豪ドルの上値を抑えるのが、15日に発表された7-9月期の賃金指数だ。デベルRBA副総裁が講演で賃金の上昇が低い水準にとどまる可能性を示唆していたが、今回の発表は副総裁の発言どおりになったかたちだ。雇用が改善しているのは明るいニュースであるが、住宅ローン問題を抱えている豪州にとって、雇用は好調でも賃金が上がらない米国や日本よりも深刻な問題になっている。ランビー上院議員が英国(スコットランド)との二重国籍で辞任したが、政局不安も豪ドルの重しになるだろう。
 南ア・ランド(ZAR)円の上値は限定的か。南アにとって最も重要な一週間を迎えることになる。経済指標では、22日発表の消費者物価指数が注目される。翌日には南ア準備銀行(SARB)の政策決定会合が開かれ、24日には格付け大手ムーディーズ・インベスターズとスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が南アの格付けを発表する。格下げになった場合、ZARは大きく売られるだろう。据え置きの場合は利食いの買いが出るだろうが、両社のコメントにも気をつけたい。ただし、格付けを据え置いた場合でも、南アは経済的にも政治的にもポジティブな材料が無いため、利食いと金利差以外では買い材料を見つけるのは難しいだろう。格付け会社が財政を懸念している状況にもかかわらず、ズマ大統領が設けた高等教育専門委員会が、財政が逼迫している状況で大規模な予算を求めていることも、ZARの上値を抑える原因になりそうだ。隣国ジンバブエのクーデターが、今後亡命や難民に絡む問題に発展すると、短期的にはZARの売り圧力になる可能性がある。

11月13日週の回顧
 豪ドルは対ドル、対円ともに軟調に推移した。10月のNAB企業景況感指数は+21と調査開始以来の高水準となったことで豪ドルは一時底堅かったが、7-9月期の豪賃金指数が+0.5%と市場予想の+0.7%を下回り、前期値と変わらない結果になったことで、失望感から豪ドル売りになり、対ドルでは7月7日以来の水準まで下落した。雇用統計では10月の就業者数が+3700人と市場予想の+1万7500人を大きく下回ったものの、失業率は5.4%と予想の5.5%よりも改善し、まちまちな結果となったことで発表当初は反応薄だった。しかし9月の就業者数が+1万9800人から+2万6600人に上方修正され、正規雇用者数が前回の9300人よりも多い2万4300人になったことが分かると下げ幅を縮小させた。
 ZARは対円では一時、昨年11月後半以来となる水準まで下落した。高等教育の専門委員会が高等教育予算向けに国内総生産(GDP)の1%以上の予算を要求したことを背景に、財政がより逼迫する懸念が浮上し上値が重くなった。しかし、9月の小売売上高が+5.4%と市場予想の+4.5%を上回ったことに加え、週後半のポジション調整で週初よりもZAR高になる水準まで上昇した。(了)

(松井)

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来週の豪ドル「もみ合いか、11月理事会議事要旨に注目」

[豪ドル]
 来週の豪ドル・円はもみ合いか。豪準備銀行(中央銀行)の11月理事会議事要旨の発表が材料になる。声明ではインフレ見通しを維持したが、四半期金融政策報告で基調インフレ率の目標到達時期を後退させており、議事要旨でのインフレ動向に関する見解に注目が集まる。ロウ豪準備銀行総裁の講演も注目される。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・21日:豪準備銀行11月理事会の議事要旨
・21日:ロウ豪準備銀行総裁講演
・予想レンジ:84円00銭-87円00銭

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17日の豪ドル・円、売り・買い要因&支持抵抗ライン_

○豪ドル・円 (予想レンジ:85.20円-86.20円)
【買い要因】
・米ドル高・円安
・米長期金利の伸び悩み
・10月失業率の低下、正規雇用者数の増加
・インフレ見通しは変更されず
【売り要因】
・豪準備銀行の利上げ時期遠のく
・12月米追加利上げの公算
・7-9月期のインフレ率は予想を下回る
・2018年も数回の米利上げ実施の可能性
・米朝間の情勢緊迫化
■支持抵抗ライン
支持抵抗ライン:豪ドル・円 (終値 85.78円)
・ボリンジャー+2σ       88.90
・先行スパン 1         88.24
・先行スパン 2         87.88
・55日移動平均         87.86
・90日移動平均         87.71
・21日移動平均         87.35
・基準線             87.30
・ボリンジャー20日移動平均 87.29
・転換線             86.60
・HBOP               86.56
・5日移動平均          86.32
・ピボット R2          86.29
・ピボット R1          86.04
・200日移動平均         86.04
・終値               85.78
・ピボット P           85.77
・ボリンジャー-2σ       85.68
・ピボット S1          85.51
・ピボット S2          85.24
・LBOP               84.99

*HBOP=High Break Point
*LBOP=Low Break Point
*日本時間6:00現在のNY終値を使用

FX為替ニュース

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東京午前=豪ドルは就業者数上方修正で底堅い、ドル円はもみ合い

 東京午前の為替市場は、ドル円は狭いレンジで推移した。日経平均は下落して始まったものの、その後は徐々に上昇し三桁の上げ幅を見せた。株価の上昇と、東京仲値を本邦複数銀行が強引に上げて値決めをしたことで、一時113.03円までドル円は上がった。しかし昨日も東京仲値の113.50円が壁となり下がったことで、本日も東京仲値以後はドル円の上値が重くなり112円後半まで押し戻された。
 欧州通貨は小幅なレンジで、ユーロドルは1.17ドル後半、ポンドドルは1.31ドル後半で取引された。
 豪ドルは雇用統計に注目が集まったが、発表された10月の就業者数は+3700人で市場予想の+1万7500人よりも弱く、失業率は5.4%と市場予想の5.5%よりも改善されまちまちな結果で、発表されたときは反応薄だった。しかし、その後9月の就業者数を+1万9800人から+2万6600人に上方修正されたことと、正規雇用者数が上方修正された前回の9300人よりも多い、2万4300人だったことで、豪ドルは対ドルで0.7609ドル、対円で85.96円まで上昇した。一方NZドルは昨日豪ドル売り、NZドル買いが大きく出た反動で、NZドル売りになり、対ドルでは0.6851ドル、対円では77.37円まで弱含んだ。2通貨の強弱が分かる豪ドル/NZドルは1.1023NZドルから1.1093ドルまで豪ドルが上昇した。
 東京午後のドル円は、引き続きレンジ内で取引されそうだ。日経平均が堅調に推移していることで、下値を大きく崩して売っていくには材料不足だが、上値も東京仲値前後では売り意欲もあるため、レンジを抜け出すのは難しそうだ。欧州通貨は東京時間は動きにくいが、欧州時間にはポンド中心に動きそうだ。本日は英10月の小売売上高が発表されるが、それ以外にもイングランド銀行(BOE)からカーニーB総裁はじめ様々な要人の発言が予定されているため、欧州時間になると乱高下が予想される。

FX為替ニュース

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【市場反応】雇用情勢改善で豪ドルは0.76ドル台を回復

豪ドルは0.7604ドル近辺で推移しており、0.76ドル台を回復した。16日発表の10月豪孤島統計で失業率は5.4%に低下したが、正規雇用者数は2万人以上増えており、雇用情勢は改善しているとの見方が広がった。

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豪ドル・円:86円割れ、インフレ鈍化の思惑で対円レートは軟調推移

15日のアジア市場で豪ドル・円は一時85円66銭まで下落した。15日発表の7-9月期賃金指数は前年比+2.0%にとどまり、市場予想の+2.7%を下回ったことが要因。インフレ鈍化の思惑が浮上し、短期筋などの豪ドル売り・米ドル買いが活発となった。豪ドル・円の取引でもリスク回避的な豪ドル売り・円買いが観測されており、対円レートは節目の86円を下回った。
豪ドル・ドルの取引レンジは0.7633ドルから0.7576ドルで推移した。なお、ユーロ・円は133円88銭から133円30銭まで下落した。
・豪ドル・円の取引レンジ:85円66銭-86円59銭

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豪ドル・円:やや強含み、中国関連の経済指標に対する反応乏しい

14日のアジア市場で豪ドル・円はやや強含み。米ドル・円相場は若干円安方向に振れたことや豪ドル買い・米ドル売りのフローがやや多かったことが要因。中国関連の経済指標は市場予想を下回ったが、リスク回避的な豪ドル売りは特に増えなかった。豪ドル・ドルは0.7610ドルから0.7639ドルで推移。なお、ユーロ・円は132円49銭から132円72銭でもみあう状態となっている。
・豪ドル・円の取引レンジ:86円47銭-86円73円

FX為替ニュース

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今日のテクニカル見通し:豪ドル/円

豪ドル/円相場は、先月はボリンジャーバンド+2シグマ押上げが期待されましたが、底までの力はなかったのか、押し上げる事無く反落。その後の下押しで-2シグマが下方向に拡大しており、短期的に調整局面を迎えた可能性があります。

なお、週足を見ると、一目均衡表は「雲<ローソク足」となっていることや、移動平均は「13週線>ローソク足>26週線>52週線」である事から、上昇トレンドは継続している様子です。とはいえ、これらの図式が崩れるようならばトレンドが変化する可能性も出てきますので、慎重な対応が求められる局面に入ったと考えられます。

AUDJPY_171114.JPG
(上記豪ドル/円・日足の外貨ネクストネオのチャートは11/14の10:45現在)

○下値目処について
ボリンジャーバンド-2シグマ(86.213円)を押し下げる陰線が出現するようならば、週足の一目均衡表の基準線(86.051円)や200日線(86.035円)、52週線(85.899円)などが位置する86円ちょうど前後が次のメドとなるでしょう。このあたりでも下げ止まらない場合は週足の一目均衡表の雲上限(84.231円)に向けた下押しも考えられます。

○上値目処について
87.70円前後に75日線(87.628円)や13週線(87.709円)があるほか、88円台前半に日足の一目均衡表の雲上限(88.216円)や週足の一目均衡表の転換線(88.388円)があり、上値を阻みそうです。仮にこれらを突破したとしても、ボリンジャーバンド+2シグマ(88.958円)を押し上げる陽線が出現しないようならば、上値余地は限られそうです。

○上値目処
87.628円(75日線)
87.709円(13週線)
87.766円(日足の一目均衡表の基準線)
87.882円(日足の一目均衡表の雲下限)
88.216円(日足の一目均衡表の雲上限)
88.388円(週足の一目均衡表の転換線)
88.728円(月足の一目均衡表の雲下限)
88.958円(ボリンジャーバンド+2シグマ)
89.067円(10/23高値)
90.312円(9/21高値)
90.720円(15年12月高値)
91.187円(14年11月高値102.837円-16年6月安値72.339円の下げ幅61.8%戻し)
91.047円(月足の一目均衡表の雲上限)

○下値目処
87.585円(20日線)
87.275円(日足の一目均衡表の転換線)
87.255円(10/10安値)
86.999円(6日線)
86.731円(26週線)
86.213円(ボリンジャーバンド-2シグマ)
86.051円(週足の一目均衡表の基準線)
86.035円(200日線)
85.904円(月足の一目均衡表の転換線)
85.898円(52週線)
85.451円(8/11安値)
84.231円(週足の一目均衡表の雲上限)

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豪ドル・円:対円レートは反落、日経平均株価の大幅安を嫌気

13日の豪ドル・円は反落。一時87円10銭まで買われたが、米ドル・円相場が円高方向に振れたことが要因。米ドル・円は主に113円60銭台の取引が続いていたが、113円39銭まで下落した。日経平均株価の下げ幅が引け前に拡大したことも嫌気されたようだ。13日の日経平均株価は300円安。ドル・円は113円40銭台で推移している。なお、ユーロ・円は132円62銭から132円13銭まで下落した。
・豪ドル・円の取引レンジ:86円77銭-87円10銭

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