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ドル・円:ドル・円は底堅い値動き、日本株が反転

 15日午後の東京市場でドル・円は112円30銭台で底堅い値動きとなっている。日経平均株価が切り返したことから、米10年債利回りは2.36%台付近まで上昇しており、日本株安を受けた円買いは後退、ドル買いが観測される。ただ、ポジション調整の円買いは継続が見込まれ、目先のドル・円の戻りは小幅にとどまろう。
 ここまでの取引レンジは、ドル・円は112円11銭から112円40銭。ユーロ・円は132円16銭から132円47銭、ユーロ・ドルは1.1765ドルから1.1791ドルで推移。

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ドル・円は底堅い値動きか、売り先行も好調な米経済を再評価

[今日の海外市場]
 今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。欧州や英国の中銀が引き締めに強気なスタンスを示す可能性があり、ユーロやポンドが買われてドルは売り先行となる見通し。ただ、米国の経済指標から消費の好調さが好感され、ドルは売られすぎの修正に向かう展開となりそうだ。
 今晩は英中銀金融政策委員会(MPC)と欧州中央銀行(ECB)理事会が注目される。いずれも政策金利の据え置きが見込まれるものの、引き締めに強気な見解を示唆する可能性があるためだ。英中銀は11月に約10年ぶりの利上げに踏み切った。その後は政策メンバーの間で意見が対立し目先の利上げ時期は不透明だが、英国の欧州連合(EU)離脱交渉の進展を背景に明るさを取り戻しており、成長見通しを強めるかもしれない。
 また、ユーロ圏経済は7日に発表された7-9月期域内総生産(GDP)確定値が上方修正されるなど好調さが目立っており、ドラギECB総裁から強気な景気認識が聞かれる可能性もあろう。前日の米連邦準備制度理事会(FRB)による政策決定や今後の見通しについては織り込み済みだったが、円ショートを解消するきっかけとなってドルは全面安に振れたようだ。今晩もポンドやユーロが買われれば、ドル・円をさらに押し下げるだろう。
 ただ、前日発表された米国の11月消費者物価指数(CPI)は、それほど大きな失望を誘うものでもなかった。足元では感謝祭とブラックフライデーのオンラインによる小売売上高が過去最高となるなど消費の力強さが意識されており、今晩22時半の11月小売売上高も伸び拡大が予想され、ドル買い戻しの手がかりとなりそうだ。また、米共和党の上下両院の執行部は減税案に関し大筋合意に達した。法案成立を見込んだドル買いが、前日の下落分を吸収する可能性がある。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 南ア・7-9月期経常収支(予想:-900億ランド、4-6月期:-1100億ランド)
・17:30 独・12月製造業PMI速報値(予想:62.0、11月:62.5)
・17:30 独・12月サービス業PMI速報値(予想:54.6、11月:54.3)
・17:30 独・12月総合PMI速報値(予想:57.2、11月:57.3)
・17:30 スイス中銀が政策金利発表(-0.75%に据え置き予想)
・18:00 ユーロ圏・12月製造業PMI速報値(予想:59.7、11月:60.1)
・18:00 ユーロ圏・12月サービス業PMI速報値(予想:56.0、11月:56.2)
・18:00 ユーロ圏・12月総合PMI速報値(予想:57.2、11月:57.5)
・18:30 英・11月小売売上高(前月比予想:+0.4%、10月:+0.3%)
・21:00 英中銀が政策金利発表(0.50%に据え置き予想)
・21:00 英中銀金融政策委員会の議事要旨発表
・21:45 欧州中央銀行(ECB)が政策金利発表(0.00%に据え置き予想)
・22:30 ドラギECB総裁会見
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.6万件、前回:23.6万件)
・22:30 米・11月小売売上高(前月比予想:+0.3%、10月:+0.2%)
・22:30 米・11月輸入物価指数(前月比予想:+0.7%、10月:+0.2%)
・23:45 米・12月製造業PMI速報値(予想:53.9、11月:53.9)
・23:45 米・12月サービス業PMI速報値(予想:54.7、11月:54.5)
・23:45 米・12月総合PMI速報値(11月:54.5)
・24:00 米・10月企業在庫(前月比予想:-0.1%、9月:0.0%)
・EU首脳会議(15日まで)

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欧米為替見通し:ドル・円は底堅い値動きか、米地方選での民主勝利も影響は限定的[FISCO]

今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。材料難で薄商いのなか、米連邦準備制度理事 (つづきはこちらから)

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ドル・円は底堅い値動きか、米地方選での民主勝利も影響は限定的

[今日の海外市場]
 今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。材料難で薄商いのなか、米連邦準備制度理事会(FRB)の12月利上げ観測を背景にドル売りを仕掛けづらい展開となる見通し。また、米地方首長選で野党・民主党が勝利したものの、想定内の選挙結果だったため手がかり材料とはなりにくいだろう。
 本日の東京株式市場で日経平均株価が一時2万3千円の大台を突破したにもかかわらず、ドル・円は上値が重く前日同様に114円付近での売り圧力に上昇が抑えられた。今週に入り6日に一時114円73銭まで上昇したものの、終値ベースでは今月1日の114円18銭を上抜けられず、依然として114円台は強い売り圧力に押される展開となっている。今晩の取引で米10年債利回りが低水準での推移を続ければ、引き続きドル買いは進めにくいだろう。
 ただ、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は7日、インタビューで12月12-13日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを支持するとの見解を述べた。来年以降の利上げに関しては、物価上昇が加速する兆候を確認したいとの慎重な姿勢を示しているが、現時点でFRBは年3回の利上げペースを維持するとの見方が広がっており、ドルは売りづらい展開となりそうだ。
 一方、7日に行われたニュージャージーとバージニアの州知事選とニューヨークの市長選は民主党の3候補が勝利した。ただ、いずれも予想の範囲内となったことから、選挙結果を手がかりとした動きは想定しにくい。足元では、昨年の大統領選での指名候補争いでヒラリー・クリントン氏は対立候補だったバーニー・サンダース上院議員が不利になる工作をしていた、と当時の選挙担当者が暴露するなど、民主党内では分裂が続く。
 直近の世論調査によると、トランプ大統領の支持率は37%と、就任1年目の大統領としては異例の不人気ぶりを示した。同じ調査では、不支持率が59%にも上っている。しかし、日本の政治情勢と同様に米国でも野党の自滅が政権を支える状況となっている。来年の中間選挙に向けトランプ大統領の政権運営に不安は残るものの、現時点で政治情勢の不透明感を手がかりとしたドル売りには及ばないだろう。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 欧州中央銀行(ECB)が経済報告書発表
・19:00 欧州委員会が経済見通し発表
・22:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:23.2万件、前回:22.9万件)
・24:00 米・9月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.3%、速報値:+0.3%)
・03:00 米財務省30年債入札(150億ドル)

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独Ifoは総じて強め、ユーロは小幅ながらも底堅い値動き

 独10月Ifoは景況感、景気期待、現況指数ともに市場予想や前回数値を上回った。指標結果を受けてユーロは大きな反応はみせていないが、底堅い値動きとなっている。ユーロドルは1.1765ドル前後、ユーロ円が134円近辺、ユーロポンドは0.8960ポンド付近で推移。

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ドル・円は底堅い値動きか、米製造業指標に上振れ期待も

[今日の海外市場]
 今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。欧州中央銀行(ECB)理事会が迫るなかユーロ買いに振れやすい影響で、ドルにある程度売り圧力がかかる見通し。反面、米国の製造業関連指標が連邦準備制度理事会(FRB)の金融正常化を後押しする内容になると期待され、足元のドル買い基調は継続しそうだ。
 市場では目下、26日に開催されるECB理事会での資産買い入れプログラム縮小に関する議論の行方と米FRBの次期総裁人事が注目されるなか、積極的な売り買いは手控えられているようだ。足元のドル・円は112円台に下げれば押し目買いが強まる一方、114円台では売りたい投資家が多いとみられ、113円台を中心とした値動きが続く。目先も株価や金利動向、経済指標を手がかりとした相場展開となりそうだ。
 本日は17時発表のユーロ圏の10月PMI速報値が注目される。製造業、サービス業とも前回を下回る見通しだが、予想を大きく下回らなければECBの緩和縮小観測を背景としたユーロ買いに振れやすい地合いが続くだろう。このため、ユーロは下値の堅い値動きとなり、その影響でドル・円にもある程度ドル売り圧力がかかるとみられる。また、米10年債利回りは4月以降、2.40%付近で失速する傾向がみられ、金利先高期待によるドル買いはそれほど強まっていないもよう。
 一方、米国の指標では10月製造業PMI速報値(22時45分)や10月リッチモンド連銀製造業指数(23時)が材料視されよう。前週発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)では「ほとんどの地域で製造業が拡大」と指摘しており、今晩発表の製造業関連指標にも堅調な内容が期待される。成長の持続を好感して株高となれば、長期金利が上昇し、ドルを押し上げる見通し。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・10月製造業PMI速報値(予想:57.8、9月:58.1)
・17:00 ユーロ圏・10月サービス業PMI速報値(予想:55.6、9月:55.8)
・17:00 ユーロ圏・10月総合PMI速報値(予想:56.5、9月:56.7)
・22:45 米・10月製造業PMI速報値(予想:53.5、9月:53.1)
・22:45 米・10月サービス業PMI速報値(予想:55.2、9月:55.3)
・22:45 米・10月総合PMI速報値(9月:54.8)
・23:00 米・10月リッチモンド連銀製造業指数(予想:17、9月:19)
・02:00 米財務省2年債入札(260億ドル)

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来週のドル・円「底堅い値動きか、衆院選の与党大勝観測で円売り継続も」

[ドル・円]
 来週のドル・円は底堅い値動きか。主要メディアによる選挙戦序盤の情勢調査などによると、与党の自民・公明は合計で300議席を上回る勢いと報じられており、勝敗ラインの過半数233議席を大きく上回ると予測されている。公示前勢力(324議席)を多少下回っても、希望の党が補完勢力として加わるとみられており、安倍首相の権力基盤はより強まり、経済政策継続への思惑で円売り安心感が広がり、ドルを押し上げる展開となりそうだ。
 一方、9月19-20日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合では、今後の利上げに向けインフレ指標を見極めたいとする複数の意見が出ていたことが、10月11日公表の議事要旨から明らかになった。
 米連邦準備制度理事会(FRB)による12月追加利上げにやや懐疑的な見方が広がっているが、インフレ関連指標が想定を上回る内容だった場合、金融正常化の方針は堅持されるとの見方が根強く、ドル売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。
 ただし、ユーロの値動きには引き続き警戒が必要だろう。スペイン・カタルーニャ独立問題への懸念はひとまず収束していること、今月26日開催の欧州中央銀行(ECB)の理事会で債券購入プログラムの段階的な縮小が決定されるとの見方が広がっていることから、ユーロ買い・米ドル売りが強まる見通し。ユーロ高・米ドル安が進行する場面でドル・円の取引でもドル売り・円買いがやや強まる可能性がある。
【米・10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数】(19日発表予定)
 19日発表の米10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は20.5と9月の23.8から下振れが予想される。ただ、昨年12月以降、景気の良し悪し境目であるゼロを大幅に上回っており、成長の持続を好感したドル買いにつながろう。
【日・第48回衆院選】(22日投開票予定)
 22日投開票の衆院選は小選挙区289、比例区176の計465議席が争われる。公示直後の情勢調査によると、自・公両党で300議席超と過半数(233議席)を大きく上回る勢い。希望の党が自公政権に加われば安倍首相の政権基盤は強化されるため、株高・円安の相場展開になるとの見方も。
・予想レンジ:111円00銭−114円00銭
・10月16日-20日に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。
○(米)9月鉱工業生産 17日(火)午後10時15分発表予定
予想は前月比+0.3%
 参考となる8月実績は前月比-0.9%。ハリケーン「ハービー」がメキシコ湾岸沿いの石油やガス、化学製品工場に打撃を与えたことが要因。9月分については石油と天然ガスの掘削とサービス、採取活動の再開によって反動増が予想される。ただし、製造業の設備稼働率は低下しており、工業生産の大幅な増加は期待できない。
○(米)9月住宅着工件数 18日(水)午後9時30分発表予定
・予想は、118万戸
 参考となる8月実績は前月比-0.8%、118万戸。一戸建て住宅は回復したが、集合住宅は減少。9月については先行指標となる8月の建設許可件数は+3.4%だったものの、人出不足、建材価格の上昇、ハリケーンの影響が残ることから、着工件数は8月実績並みの水準にとどまる見込み。
○(日)9月貿易収支 19日(木)午前8時50分発表予定
・予想は+5598億円
 先行指標となる9月上中旬分の貿易収支は+3372億円で黒字額は前年同月比+17.1%だった。前年9月の貿易収支は最終的に+4866億円だったことから、今年9月の貿易収支で黒字額は15%程度増える見込み。市場予想は妥当か。
○(中)7-9月期国内総生産 19日(木)午前11時発表予定
・予想は、前年比+6.8%
 参考となる4-6月期国内総生産(GDP)の実績は前年同期比+6.9%。不動産開発投資は減速したが、個人消費と外需は順調だった。7-9月期については、不動産開発投資は引き続き弱含みとなるものの、輸出はまずまず順調に推移し、個人消費は底堅く推移していることから、4-6月期の実績に近い水準の成長率となり、習近平指導部が17年の目標とする6.5%前後の水準をやや上回る見込み。
○主な経済指標の発表予定は、16日(月):(米)10月ニューヨーク連銀製造業景気指数、17日(火):(米)8月ネット長期TICフロー、18日(水):(米)9月建設許可件数、20日(金):(米)9月中古住宅販売件数

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欧米為替見通し: ドル・円は底堅い値動きか、衆院選公示で円高リスクはやや後退[FISCO]

今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融正常 (つづきはこちらから)

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ドル・円は底堅い値動きか、衆院選公示で円高リスクはやや後退

[今日の海外市場]
 今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融正常化を受けたドル買い基調は継続。また、北朝鮮の威嚇行動は警戒されるものの、本日公示された衆院選で与党の過半数獲得の可能性から円高リスクはやや弱まりそうだ。
 前週発表された米国の9月ISM製造業景況指数や9月雇用統計から、FRBの金融正常化推進への思惑を背景にドル買いに振れやすい地合いが続いている。3連休明けの東京市場では、北朝鮮が労働党創建記念日に当たる本日、新たな威嚇行為を行うとの警戒から円売りは弱まっているが、米長期金利や株式先物の堅調地合いを手がかりに、ドル・円は112円半ばから後半の水準を維持。今晩の海外市場も前日同様に重要イベントの予定がないなか、長期金利や株価の上昇基調が続けばドル買いが入りやすい展開となりそうだ。
 足元で最大の懸念材料となっている北朝鮮問題に関しては、ビル・クリントン政権時代に訪朝し、米朝対話のきっかけを作ったジミー・カーター元大統領の再訪朝の可能性が取りざたされている。ただ、トランプ米大統領が北朝鮮との対話に関し「時間の無駄」との見解を先に表明。報道によると、平壌に大使館を構える欧州連合(EU)加盟国は9月に北朝鮮側と公式協議を行ったものの、不調に終わったようだ。対話による道が閉ざされているとの見方から、引き続き朝鮮半島有事を警戒した円買いは継続するだろう。
 一方、今月22日投開票の衆院選が本日公示され、選挙戦に突入した。今回の総選挙は前回より10議席減の465議席が争われる。国内メディアの直近の情勢調査によると、安倍政権に対する不支持率は支持率を上回っているものの、躍進が見込まれていた小池百合子東京都知事が率いる希望の党は足元で失速。目先の政治情勢への影響は限定的との見方が広がり、政治リスクはやや後退しているもよう。自公政権の議席減は避けられないが、過半数を割り込むような大敗は想定しにくく、選挙戦を意識した円買い圧力は弱まろう。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・17:30 英・8月鉱工業生産(前月比予想:+0.2%、7月:+0.2%)
・17:30 英・8月貿易収支(予想:-111.5億ポンド、7月:-115.76億ポンド)
・23:00 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁開会あいさつ(地域経済関連会合)

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ドル・円は底堅い値動きか、米経済指標次第で買い余地も

[今日の海外市場]
 今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想する。米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長人事に関連し金融正常化のペースは緩慢になるとの思惑が広がりやすい。ただ、経済指標が堅調な内容となれば、FRBの年内追加利上げ観測からドルの買い余地が広がりそうだ。
 来年2月に任期切れとなるイエレンFRB議長の後任人事をめぐり、報道各社の情報戦が繰り広げられている。米政治専門メディアによると、ムニューシン財務長官はパウエルFRB理事を支持しているもよう。別のメディアは前週末、タカ派で知られるケビン・ウォルシュ元理事が有力候補に浮上したと伝えている。
 ウォルシュ氏に比べ利上げにはやや慎重とされるパウエル氏が議長に就任した場合、金融正常化のペースが鈍化するとの思惑が広がりやすい。報道を受け、本日のアジア市場でドル・円は米長期金利の低下を手がかりに一時112円42銭まで値を下げた。今晩の海外市場でも、引き続きFRB人事関連の情報が材料視されよう。
 また、週末にかけての米経済指標にも関心が高まっている。6日発表の9月雇用統計は非農業部門雇用者数が現時点で前月比+8万人と低調な内容が見込まれ、今回は「参考」程度にとどまる公算。このため、本来なら雇用統計の先行指標として材料視されるADP雇用統計への反応も限定的となりそうだ。
 一方、23時の9月ISM非製造業景況指数(総合)は、8月を小幅に上回る見通し。2日発表のISM製造業が堅調となったほか、本日朝方発表された国内自動車販売が今年1月並みの高水準に回復したことから、経済指標の上振れを手がかりに米経済の成長拡大を好感したドル買いの余地は広がるとみられる。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・17:00 ユーロ圏・9月サービス業PMI改定値(予想:55.6、速報値:55.6)
・17:30 英・9月サービス業PMI(予想:53.2、8月:53.2)
・18:00 ユーロ圏・8月小売売上高(前月比予想:+0.3%、7月:-0.3%)
・20:00 米・MBA住宅ローン申請指数(先週)(前回:-0.5%)
・21:15 米・9月ADP雇用統計(予想:+13.5万人、8月:+23.7万人)
・22:45 米・9月サービス業PMI改定値(予想:55.1、速報値:55.1)
・23:00 米・9月ISM非製造業景況指数(総合)(予想:55.5、8月:55.3)
・04:15 イエレン米FRB議長が開会あいさつ(コミュニティーバンキング会合)

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ドル円は112円後半で底堅い値動き

 ドル円は、NY午後に下げた112.40円付近からの戻り高値112.92円をつけ、堅調な値動き。米の税制改革を好感し米株3指数が強含み、米債利回りも2年債が2008年11月以来の高水準まで上昇し、ドルのサポート要因となっている。
 クロス円はユーロ円が132円半ばで小じっかり、ポンド円は151円前半でじり高に推移し、豪ドル円が88円半ばで底堅い。

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ドル・円は底堅い値動きか、日本の早期総選挙絡みの思惑で円売り基調に

[今日の海外市場]

 今日の欧米外為市場では、ドル・円は底堅い値動きを予想したい。米国の年内追加利上げ観測の後退でドル買いは慎重となる見通し。ただ、安倍晋三首相が10月にかけて解散・総選挙に踏み切る意向とみられ、アベノミクス長期化への思惑などから円売りに振れやすい地合いとなりそうだ。
 15日に発表された米経済指標のうち、8月小売売上高は前月比-0.2%と予想を下振れ、マイナス圏に落ち込んだ。8月鉱工業生産も前月比-0.9%と、7カ月ぶりのマイナス圏に転落。9月のNY連銀製造業景気指数やミシガン大学消費者信頼感指数は予想を上回ったものの、同日のNY市場では小売売上高の低調な内容が嫌気され、連邦準備制度理事会(FRB)の年内追加利上げ観測は後退した。ただ、週明けのアジア市場では、東京市場が「敬老の日」の休場で薄商いとなるなか、米経済指標を手がかりとしたドル売りは一巡し、111円台で推移した。
 今晩のドル・円は引き続き底堅い展開となる見通し。安倍首相は本日午前、公明党の山口那津男代表と会談し、来月にも総選挙を実施する意向を伝えたもよう。直接的な手がかりにはなりにくいものの、アベノミクス長期化への思惑から、日銀の異次元緩和の継続が期待され、円売りが見込まれる。また、英中銀の早期利上げ観測によるポンド・円の上昇などで、クロス円がドル・円をけん引する展開もありうる。
 一方、ロシアと中国の両海軍が本日から開始した合同軍事演習が意識されよう。国連安保理でも両国は北朝鮮を擁護する立場を鮮明にしており、日本海などでの演習から朝鮮半島有事への警戒につながりやすい。このため、リスク回避の円買いも根強いとみられ、ドル・円の上昇は小幅にとどまる可能性もある。(吉池 威)
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・8月消費者物価指数改定値(前年比予想:+1.5%、速報値:+1.5%)
・23:00 米・9月NAHB住宅市場指数(予想:67、8月:68)
・05:00 米・7月対米証券投資(6月:ネット長期有価証券+344億ドル)

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