タグアーカイブ: 中国経済指標

【見通し】週間為替展望(豪ドル/ZAR)-豪ドルは中国経済指標に注意

◆豪ドルは中国のCPIや貿易収支に警戒必要
◆ZARは市場流動性が悪化
◆南ア公共企業相の改革案に注目
(国際金融情報部・松井 隆)

予想レンジ
豪ドル円 78.00-84.00円
南ア・ランド円 8.55-9.15円

4月9日週の展望
 豪ドルは引き続きレンジの中で方向感のない動きか。市場が注目していた豪準備銀行(RBA)理事会の声明文は、前月とほぼ同じであった。「低金利が引き続き経済を支援」「賃金上昇は抑えられている」「インフレ率は当面の間、低水準での推移が見込まれる」等で、低金利を維持していく状況は変わらないだろう。インフレと賃金が上昇するまでRBAの据え置きは継続し、エコノミストの大方の予想通り、2019年上旬まで利上げは考えにくそうだ。
 10日に3月のNAB企業業況感と企業信頼感指数、12日に2月の住宅ローン貸出が発表される。13日には豪準備銀行(RBA)の金融安定化報告が公表される。中国からは11日に3月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)、13日に3月貿易収支が発表される。この中で最も注目が集まるのは中国のCPI。昨年は好調な中国経済が豪経済を支え、豪ドルにもプラスに作用していたが、中国が大気汚染対策を行っていることで、今年は昨年ほど経済指標が強くない。これがCPIにどのような影響を与えているか注目が集まる。中国の貿易収支は、米中の貿易戦争を考えると、対米貿易収支が焦点になりそうだ。
 南ア・ランド(ZAR)の上値は限定的か。格付け会社ムーディーズが予想外に南アの格付け見通しを上方修正した。一方で南ア準備銀行(SARB)は利下げに踏み切っており、この数週間は大きなイベントが続いたことで、市場は方向感がなくなっている。
 来週は2月の製造業生産が発表されるが、これからはズマ体制後の経済指標ということもあり、ラマポーザ政権樹立で経済にどのような影響が出ているか見極めることになる。ゴーダン公共企業相は先月、国営企業の債務問題の改革案を4週間以内に公表すると発表したが、現時点ではまだ発表されていない。どのような内容になるか引き続き注目される。

4月2日週の回顧
 豪ドルは、底堅い動きを見せた。4日に発表された豪州の2月小売売上高が前月比で+0.6%となり、市場予想の+0.3%や前回の+0.1%を上回ったことで、豪ドルはじり高となった。5日に発表された貿易収支は、市場予想の7億豪ドルの黒字が、8.25億ドルの黒字となったが反応は限られた。RBAは政策金利を市場予想通りの1.50%に据え置き、声明文も「低金利が引き続き経済を支援」「政策の現状維持は経済成長・インフレ目標に整合的と判断」等、新鮮味のあるものがなかったことで、声明文の発表後は豪ドルの反応は限定的だった。
 ZARは方向感のない動きとなり、ほぼ横ばいで推移した。南ア国内では主だった経済指標や政治的な動きが乏しかったことで、ZARも他の通貨と同様に、米中間の貿易戦争の動向に左右された。ここ最近の大きなイベントで乱高下を繰り返したことで市場流動性が悪くなり、大きな量でなくてもフローが入ると市場が動いた。(了)

(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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【見通し】週間為替展望(豪ドル/ZAR)-豪ドルは中国経済指標に注意

◆豪ドルは中国のCPIや貿易収支に警戒必要
◆ZARは市場流動性が悪化
◆南ア公共企業相の改革案に注目
(国際金融情報部・松井 隆)

予想レンジ
豪ドル円 78.00-84.00円
南ア・ランド円 8.55-9.15円

4月9日週の展望
 豪ドルは引き続きレンジの中で方向感のない動きか。市場が注目していた豪準備銀行(RBA)理事会の声明文は、前月とほぼ同じであった。「低金利が引き続き経済を支援」「賃金上昇は抑えられている」「インフレ率は当面の間、低水準での推移が見込まれる」等で、低金利を維持していく状況は変わらないだろう。インフレと賃金が上昇するまでRBAの据え置きは継続し、エコノミストの大方の予想通り、2019年上旬まで利上げは考えにくそうだ。
 10日に3月のNAB企業業況感と企業信頼感指数、12日に2月の住宅ローン貸出が発表される。13日には豪準備銀行(RBA)の金融安定化報告が公表される。中国からは11日に3月の消費者物価指数(CPI)と生産者物価指数(PPI)、13日に3月貿易収支が発表される。この中で最も注目が集まるのは中国のCPI。昨年は好調な中国経済が豪経済を支え、豪ドルにもプラスに作用していたが、中国が大気汚染対策を行っていることで、今年は昨年ほど経済指標が強くない。これがCPIにどのような影響を与えているか注目が集まる。中国の貿易収支は、米中の貿易戦争を考えると、対米貿易収支が焦点になりそうだ。
 南ア・ランド(ZAR)の上値は限定的か。格付け会社ムーディーズが予想外に南アの格付け見通しを上方修正した。一方で南ア準備銀行(SARB)は利下げに踏み切っており、この数週間は大きなイベントが続いたことで、市場は方向感がなくなっている。
 来週は2月の製造業生産が発表されるが、これからはズマ体制後の経済指標ということもあり、ラマポーザ政権樹立で経済にどのような影響が出ているか見極めることになる。ゴーダン公共企業相は先月、国営企業の債務問題の改革案を4週間以内に公表すると発表したが、現時点ではまだ発表されていない。どのような内容になるか引き続き注目される。

4月2日週の回顧
 豪ドルは、底堅い動きを見せた。4日に発表された豪州の2月小売売上高が前月比で+0.6%となり、市場予想の+0.3%や前回の+0.1%を上回ったことで、豪ドルはじり高となった。5日に発表された貿易収支は、市場予想の7億豪ドルの黒字が、8.25億ドルの黒字となったが反応は限られた。RBAは政策金利を市場予想通りの1.50%に据え置き、声明文も「低金利が引き続き経済を支援」「政策の現状維持は経済成長・インフレ目標に整合的と判断」等、新鮮味のあるものがなかったことで、声明文の発表後は豪ドルの反応は限定的だった。
 ZARは方向感のない動きとなり、ほぼ横ばいで推移した。南ア国内では主だった経済指標や政治的な動きが乏しかったことで、ZARも他の通貨と同様に、米中間の貿易戦争の動向に左右された。ここ最近の大きなイベントで乱高下を繰り返したことで市場流動性が悪くなり、大きな量でなくてもフローが入ると市場が動いた。(了)

(松井)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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