LDNFIX=ドル円 107円半ば、米株は反落も落ち着いた動き

 ロンドンフィックスにかけて為替相場は、明日に米消費者物価指数(CPI)の発表を控え方向感は限られた。米株は反落して寄り付くも、いったん落ち着いた動きとなり、リスク回避の円買いは一服している。ただ、ドル円の戻りは鈍く、107円半ばの安値圏で推移した。
 パウエルFRB議長は、金融安定へのいかなるリスクにも警戒を続けると述べた。ドルは主要通貨に対し強弱まちまちで、ユーロドルは1.2371ドルまで上昇し、ポンドドルは英CPIを受けた買いが一服するも、1.39ドル前後でしっかり。一方、豪ドル/ドルは0.7828ドルまで弱含み、NZドル/ドルは0.72ドル後半に押し戻されて推移。また、ユーロ円は132円後半、ポンド円は149円前半で下げ渋るも、豪ドル円は84.29円、NZドル円は78.26円まで安値を更新した。
 NY原油先物が58ドル前半まで下落したのも、産油国通貨である加ドルの重しとなり、ドル/加ドルは1.2625加ドル、加ドル円は85.25円まで加ドル安となった。また、南ア・ランド(ZAR)も売りが優勢。南ア与党・アフリカ民族会議(ANC)はズマ大統領を解任する方針だが、同大統領は辞任を拒否しているとの報道が伝わるなど、大統領の去就をめぐる不透明感で、ドル/ZARは12ZARちょうど付近、ZAR円は8.97円までZAR安。