東京午前=円は軟調に推移、ユーロ円は136円台に

 東京午前の為替市場は、円が軟調に推移した。ドル円は東京仲値で大手邦銀が不足(ドル買い・円売り需要)だったため、仲値前後にじり高になり、その後はクロス円の買い(他通貨買い・円売り)に押し上げられ110.95円まで上昇した。欧州通貨はドル円の上昇時にドル買いになり、ユーロドルは1.2248ドル、ポンドドルは1.3784ドルまでじり安となったが、その後はクロス円の上昇を受け、ユーロドルも1.22ドル後半、ポンドドルも1.3805ドル近辺まで戻した。麻生財務相と茂木経済再生相が「為替の急な上下動は問題」「為替については市場が決める」と発言したが、市場は反応薄だった。
 クロス円は堅調に推移した。ユーロ円は昨日抜けることができなかった136円台を回復し、136.10円まで上値を広げた。ポンド円は153.10円、スイスフラン(CHF)円は115.17円まで上昇した。
 日経平均は円が売られたこともあり、3桁の上げ幅をみせ23845円で前引けした。
 オセアニア通貨も対ドルと対円ともに堅調で、豪ドル/ドルは0.7975ドル、豪ドル円は88.42円、NZドル/ドルは0.7307ドル、NZドル円は81.03円まで上昇した。
 東京午後の為替市場は、ドル円は小幅な動きになりそうだ。ドル円はクロス円の買いで午前中は堅調に推移したが、上値を追いかけていくには材料不足だ。クロス円の買いと、ドル売りのトレンドの綱引き状態が続き、欧州勢参入までは小動きか。ユーロドルは1.2300ドルには大きめの売りがあるため、1.22ドル後半でもみ合いになりそうだ。