【見通し】ロンドン為替見通し=ユーロGDPとドラギECB総裁発言に注目

本日のロンドン為替市場のユーロドルは、NYカットのオプション1.1650ドルを軸にした値動きの中、ユーロ圏7-9月期のGDPやドラギECB総裁やECB高官の発言に警戒する展開となる。
 ユーロ圏7-9月期GDP・速報値では、ネガティブ・サプライズに要警戒となる。ショイブレ独財務相、ラウテンシュレーガーECB理事、クーレECB理事の発言では、2018年9月以降の資産購入プログラム、低金利政策継続への見解に要警戒となる。
 売り材料は、12月21日のスペインのカタルーニャ州議会の選挙に向けた不透明感、メルケル独首相の連立協議の難航、資産購入プログラムのオープンエンドの可能性などが挙げられる。買い材料は、米下院での税制改革法案の審議が難航する可能性となる。
 ユーロドルの売りオーダーは、1.1680ドル、1.1700ドル、買いオーダーは1.1580ドル-1.1600ドル、1.1550ドルに控えている。
 テクニカル分析では、10日の一目均衡表の雲のねじれが相場の転換となる「変化日」となる可能性、13日の相場の転換となりやすい寄引同事線などに要注目となる。
ユーロ円は、日欧金融政策のかい離は買い材料だが、中東や極東の地政学リスクが上値を抑える展開が予想される。売りオーダーは133.00-30円、買いオーダーは131.40-50円に控えている。

想定レンジ上限
・ユーロドルは一目・基準線の1.1717ドル、ユーロ円は一目・基準線の132.95円が上値のめど。

想定レンジ下限
・ユーロドルは11月7日の安値1.1554ドル、ユーロ円は11月8日の安値131.40円が下値のめど。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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