【見通し】ロンドン為替見通し=ECB理事会とカタルーニャ州議会に要注目

本日のロンドン為替市場のユーロドルは、欧州中央銀行(ECB)理事会やカタルーニャ州議会での決定事項を見極める展開となる。
 スペインのカタルーニャ自治州議会では、プチデモン・カタルーニャ州首相が公式に独立を宣言すると警戒されており、スペイン政府は憲法155条による自治権剥奪の可能性を警告している。独立が宣言され憲法155条が発動された場合はユーロ売り、独立宣言が見送りになればユーロ買いとなる。
 欧州中央銀行(ECB)理事会では、資産購入プログラム(月額600億ユーロ)が減額(250-400億ユーロ)されて延長(6-9カ月)される可能性が高まっている。予想の下限の250億ユーロ程度で6カ月程度の延長ならばユーロ買い、上限の400億ユーロで9カ月、あるいはオープンエンドでの延長の場合はユーロ売りとなる。
 ユーロドルは、売りオーダーは1.1850ドル、1.1870-80ドル、1.1900ドル、買いオーダーは、1.1720ドル(割り込むとストップロス)、1.1700ドルに控えている。1.1800ドルには30日満期のNYカットのオプションが控えている。
 ユーロ円は、ECB理事会での資産購入プログラムの減額・延長、カタルーニャ州が正式に独立を宣言するか否かに要注目。朝鮮半島情勢への警戒感が上値を抑える状況には変わりがない。135.25円に11月8日のNYカットのオプション、買いオーダーは133.50円に控えている。

想定レンジ上限
・ユーロドルは一目・雲の上限の1.1907ドル、ユーロ円は2015年12月4日高値の134.60円が上値のめど。

想定レンジ下限
・ユーロドルは一目・雲の下限の1.1732ドル、ユーロ円は一目・基準線=転換線の133.08円が下値のめど。

(山下)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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