NY為替見通し=北朝鮮のミサイル発射準備報道で伸び悩みか

 ドル円は、北朝鮮リスク回避取引(円買い・株売り)の巻き戻しが継続しているなか、米8月消費者物価指数を見極める展開となる。米8月の消費者物価指数は昨日の生産者物価指数と同様に上昇が予想されているものの、予想通りだったとしても、北朝鮮が国連安保理決議に対して強硬な態度を示しており、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の準備が行われているとの報道などから上値は限定的か。
 ドル円は、地政学リスク回避で8月31日の高値110.67円から9月8日の107.32円まで3.35円下落した後、巻き戻しで110.73円までの反発しており、全値戻しを達成した。
 しかしながら、依然として10月10日の朝鮮労働党創建72周年記念日に向けた北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の可能性は払しょくされていないこと、19-20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)への警戒感も残されていることで、ドル円の上値は限定的か。
・想定レンジ上限
 ドル円の上値のめどは日足一目均衡表・雲の上限の111.66円。
・想定レンジ下限
 ドル円の下値のめどは、日足一目均衡表・基準線の109.14円。