NY為替・12日=ドル円110円台復帰、ポンドは一段高

【修正:ユーロ円高値の表記を修正しました。】 
 NY為替市場では、投資家のリスクオフ姿勢の後退による円安の流れが継続。米株が続伸し、米長期債利回りが大幅に上昇する中、ドル円は1日以来の110円大台復帰を果たし、110.25円まで買われた。クロス円もしっかり。ユーロ円は2016年2月以来の高値となる131.90円まで上値を伸ばし、豪ドル円は88.48円、NZドル円は80.37円まで高値を更新した。
 市場予想を上回った英8月消費者物価指数の結果を受けて買われたポンドは一段高。ポンドドルは1.3298ドルまで上値を伸ばし、2016年9月以来の1.33ドル大台復帰に迫ったほか、ポンド円は146.54円まで上昇した。今週14日の英中銀の政策会合では金融政策の据え置きが見込まれている。
 ユーロドルは1.19ドル半ばで動きが鈍く、豪ドル/ドルは0.80ドル前半、NZドル/ドルは0.73ドル近辺で小動き。原油相場は底堅い動きとなったが、カナダ中銀(BOC)による予想外の利上げを受けて堅調地合いが続いていた加ドルに調整が入り、ドル/加ドルは1.2190加ドルまでドル高・加ドル安となった。
 米国が譲歩し、当初伝わった案に比べてソフトな内容となった国連の安全保障理事会が採決した北朝鮮追加制裁に対し、北朝鮮は決議を拒否すると表明し、米国は間もなく「最大の苦痛」に直面すると主張した。また、ムニューシン米財務長官は中国が対北朝鮮制裁違反なら対中制裁も検討すると述べた。
 6時現在、ドル円は110.17円、ユーロドルは1.1967ドル、ユーロ円は131.84円で推移。