NY金先物は反発、北朝鮮をめぐる地政学的リスクやドル安で買われる

COMEX金12月限終値:1350.30 ↑11.30
 7日のNY金先物12月限は反発。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物12月限は前日比+11.3ドルの1オンス=1350.30ドルで終了。北朝鮮が米国の圧力に対して「強力な対抗措置で応じる」と表明したことから、市場のリスク回避姿勢が強まった。このため、「質への逃避」の金に買いが集まった。また、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日行われた定例理事会で、量的緩和の縮小計画を10月にも発表するとの見方を示したことから、外為市場では対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建ての金相場は相対的な割安感から買い進まれた。

原油:小幅安、原油在庫積み増しを嫌気もドル安で下げ渋る
NYMEX原油10月限終値:49.09 ↓0.07
 7日のNY原油先物10月限は小幅安。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比−0.07ドルの49.09ドルで取引を終えた。米エネルギー情報局(EIA)がこの日発表した1週間の米原油在庫は前週比458万バレル増と、市場予想を上回る積み増し幅となった。また、テキサス州に大洪水の被害をもたらした大型ハリケーン「ハービー」の影響で製油所の稼働率も約7年ぶりの低水準となったことが明らかになったことも嫌気され、原油の売り圧力が強まった。
 ただ、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がこの日行われた定例理事会で、量的緩和の縮小計画を10月にも発表するとの見方を示したことから、外為市場ではユーロ高・ドル安が加速。このため、ドル建ての原油相場は割安感が生じて買われたことから、下げ幅は限定的だった。