NY為替・15日=米指標でドルが一段高、ドル円110円後半へ

 NY為替市場ではドルが一段高。北朝鮮情勢をめぐる緊張が緩み、先週のドル安・円高の巻き戻しが先行する中、米経済指標の良好な結果も、ドル買いを後押した。7月の米小売売上高は前月比で市場予想を上回る+0.6%と、今年最大の伸びを記録し、前月分も上方修正された。また、米8月NY連銀製造業景況指数は市場予想を大きく上回る+25.2と、約3年ぶりの高い水準に改善し、米12月利上げ観測が再燃した。
 米10年債利回りが一時2.28%近辺まで上昇し、ドル円は一時110.85円まで上昇した。買いが一巡した後は110円半ばに水準を切り下げてこう着。予想比下振れの英消費者物価指数の結果を受けて軟調のポンドドルは1.2846ドルまで一段安となった。また、ユーロドルは1.1687ドル、豪ドル/ドルは0.7808ドル、NZドル/ドルは0.7230ドルまで下押し、ドル/加ドルは1.2778加ドルまでドル高に振れた。
 投資家のリスクオフの動きが後退しクロス円は底堅い動きも、値動きは限定的。ユーロ円は129円後半、豪ドル円は86円半ば、NZドル円は80円近辺、加ドル円は86円後半で推移した。一方、ポンド円は一時141.98円まで小反落した。
 6時現在、ドル円は110.67円、ユーロドルは1.1735ドル、ユーロ円は129.88円で推移。