■東京午後=ドル円110円半ば、株高が下支えも上値は重い

 東京午後の為替相場は値動きが一段と細る。医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の撤回を受けて、トランプ政権に対する先行き警戒感が強まり、ドル売り・円買いが優勢となったが、この動きもいったん落ち着き、市場は新規の手がかり待ち。今晩はイエレンFRB議長を始め、複数の米金融当局者の講演が予定されている。
 ドル円は午前の110.83円を頭に110円半ばに水準を戻してもみ合い。後場の日経平均が上げこそ一服するも、高値圏を維持しており、株高がドル円の下支えとなるも、ドル買い・円売りの手がかりとはなっていない。期末決済絡みのドル高への警戒感も、ドル円の上値を圧迫している。
 小幅ながら欧州通貨買い・オセアニア通貨売りの動きが見られ、ユーロドルは1.0873ドルまでじり高となり、ユーロ円は120円前半で底堅い。明日にメイ英首相の欧州連合(EU)離脱手続きの開始通告を控え、ポンドドルは1.2573ドルまでやや買いが優勢となり、ポンド円は139円前後で推移。一方、豪ドル/ドルは0.7609ドル、NZドル/ドルは0.7033ドル、豪ドル円は84.13円、NZドル円は77.79円まで小幅安。