10/28に発表されたIMMポジション

10/28に発表された米国商品先物取引委員会(CFTC)のIMM先物のポジションによりますと、円はネットで44595枚のロングと、前週(36991枚のロング)と較べて約7千枚増加しました。

対象期間(10/19-25)のドル/円相場は、じりじりと下値を切り上げるも、105円ちょうどの心理的節目を前に伸び悩んだため、値幅は1円半ほどに留まりました。図3の内訳を見ますと、ロングの増加がほぼネットでの増加につながっていますので、投機筋は上値の重さを見て戻り売りに動いたと推測されます。

円以外で目立ったのは、まずはユーロです。ネットで1.4万枚のショート増となっています。これは今年1月以来の水準です。ユーロ/ドル相場が21日に3月以来となる1.08ドル台に下落したことでユーロ先安観が浮上する中、投機筋はさらにユーロを売った様子です。

また、メキシコペソはショートが5千枚ほど減少し、ネットで今年5月以来の水準に低下しています。もっとも、28日に「米FBIがクリントン候補のメール問題の調査を再開」と報じらた事で「トランプ・リスク」が再浮上しています。早くも次回発表される数値が気になります。


図1:IMMポジションとドル/円相場(下記チャートのドル/円レートは外為どっとコムを基に、IMMポジションはCFTCを基に外為どっとコム総研作成)
CFTC_YEN_161031.JPG

図2:IMMポジション(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
通貨枚数前週比
44595枚ロング7604枚増
ユーロ123856枚ショート14588枚増
ポンド83962枚ショート7596枚減
スイスフラン18700枚ショート2323枚増
カナダドル13324枚ショート974枚減
豪ドル31923枚ロング1943枚増
メキシコペソ25343枚ショート5376枚減
ニュージーランドドル420枚ショート267枚増

図3:投機筋の円ポジションの内訳(CFTCを基に外為どっとコム総研作成)
 16/10/2516/10/18
Long82,38574,966
Short37,79037,975
Net44,59536,991