【見通し】株式明日の戦略=来週は円安が期待できるイベント満載

28日の日経平均は反発した。約3カ月ぶりに1ドル=105円台に乗せた円安を背景に、序盤から買いが優勢の展開。好決算銘柄を中心に買いが先行したものの、高値警戒感や心理的節目の17500円が迫ったことで戻り売りなどから売り買い交錯となった。また、月末や週末要因により、見送り姿勢を強め日中の値動きは54円と小動き。東証1部の売買代金は概算で3兆1千億円と大きく膨らんだ。業種別では証券や銀行など金融セクターの上昇が目立った。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり1370/値下がり510と買いが優勢。決算が好感された野村HDやデンソーなどが大商いとなり強い動き。アステラスは上方修正に加え、独バイオ企業の買収も好感されて買いが入った。ほか決算では、日立マクセルや日立建機など日立系銘柄の上昇が目立った。カルソニックカンセイは日産自が持ち分を米投資ファンドに売却すると報じられたことを受けストップ高となった。一方、花王が決算失望で大幅安。富士フイルムも決算が嫌気されて軟調に推移した。ほか、アンリツやALSOKなども決算で大きく売られる展開となった。

 先週の当欄では、日経平均が直近高値のいくつかを上回ったことを受け、上昇局面を迎えた可能性が高いと指摘したが、今週はそれを裏付けるような強い動きを見せた。次の節目は4月25日の高値17613円となり、そう時間をかけることなく到達できるかが目先の焦点。この辺りを上回ってくると日経平均も18000円からその上が意識され、メディアなどでも、日本株に対するポジティブな論調が増えてくると予想する。米大統領選がこのままクリントン氏で決まる流れとなれば、グローバル市場のリスク・オンムードがもう一段強まるとみているが、ちょうどそのタイミングで日本株が上昇の勢いを強めることができれば、好パフォーマンスの日本株を組み入れざるを得ないとの見方から、グローバルマネーを呼び込み、買いが買いを呼ぶような展開も期待できると考える。

(谷口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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