ブレグジット決定後の経済成長は?英7-9月期GDPに注目

本日は、英7-9月期国内総生産(GDP)・速報が発表される。6月下旬の国民投票でEU離脱(ブレグジット)が決まった直後のGDPとあって市場の注目を集めている。市場予想によると、前期比+0.3%、前年比+2.1%と比較的堅調な伸びが見込まれており、ブレグジット決定による悪影響は軽微に留まるとの見方が強いようだ。
 
カーニー英中銀(BOE)総裁が25日の議会証言で「量的緩和(QE)の副作用を意識している」などと発言したのも、英経済が予想以上に底堅い一方で、大幅なポンド安が進行している点を懸念しての事だろう。実際に総裁は「(金融政策判断において)最近のポンド安を考慮に入れる」とも述べており、来週の英金融政策委員会(MPC)では追加緩和を見送る可能性がある事を示唆している。
 
こうした経緯から、仮に本日のGDPが市場予想を多少下回っても大幅なポンド安の反応は考えにくい。反対に上回った場合は、追加緩和見送り観測が高まりやすく、ポンドを買い戻す動きが活発化する事になりそうだ。