【見通し】ユーロイメトレ=ドル安局面は本格化するのか

ユーロドルは年初来高値の更新を視野に入れた展開。米連邦公開市場委員会(FOMC)のハト派は追加利上げをかなり慎重に行う方針を示しており、ユーロはドルに対する上振れ圧力が強まっている。欧州中央銀行(ECB)の追加緩和策に弾切れ感が漂っていることもユーロドル上昇の背景。

 本日のユーロ圏消費者物価指数(HICP)はユーロ圏の金融政策を見通すうえで最も重要だが、弱くても追加緩和は連想されにくい。多少強くともハト派が支配するECB理事会の方針は微動だにしないだろう。独雇用統計で、失業者数は低下を続けているうえ、失業率は統計開始以来の最低水準にある。賃金の上昇率は安定しており、雇用環境はかなり強い。強いものがさらに強くなっても関心は高まらない。単月で弱くともトレンドにはほとんど影響しない。それぞれ値動きを発生させる可能性は乏しい。結果をおさえるだけで十分だろう。

 米経済指標では、米3月シカゴ購買部協会景気指数に注目。低迷してきた製造業の景況感が底打ちする兆候があり、本指数の結果は確認しておきたい。ドル相場に与える影響は限定的だろう。FOMC声明やイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が示唆している消極的な利上げ方針が米経済指標で転換するには、それなりの積み重ねが必要だ。

・想定レンジ上限
 ユーロドルの上値めどは1.1400ドルの心理的節目。ユーロ円は128.61円で推移する90日移動平均線。

・想定レンジ下限
 ユーロドルは昨日安値の1.1284ドルが下値めど。ユーロ円は126.02円で推移する21日移動平均線がめど。

(谷口)

・提供 DZHフィナンシャルリサーチ

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