年度末日は荒れるのか?2010年以降を振り返る

ドル/円相場は今週に入り、年度末に絡んで動く場面が目立っています。私個人の経験としても、年度末日は荒れる事が多い印象があります。今回は2010年以降の外為トゥデイのドル/円から年度末日の相場を振り返ります。

(図)2010年以降の年度末日のドル/円相場
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(いずれも「外為トゥデイ ドル/円」より)

まず、東京市場について、2014年を除くと仲値公示や投信設定に絡んで上下しています。また、NY市場では2010年こそロンドンフィキシングに絡んで上昇していますが、それ以外では実需フローが中心となって動いた様子は見られません。なお、2013年はイースターのため小動きでした。

そのほか、米要人発言を受けて動いたのが2回(2011年と2014年)ありました。イエレンFRB議長はともかく、コチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁(当時)について、その年はFOMC投票権を持っていた事や、ハト派的な同氏が金融引き締めについて言及した事が手掛かりとなりました。

今年は31日にエバンズ・シカゴ連銀総裁のインタビュー(26:00)が予定されています。同氏はハト派ではありますが、今年はFOMC投票権がありません。直近の発言を振り返ると「米利上げについて2回を想定(3/23)」でした。短期間でこの見通しを変化させるとは考えにくく、2010年の再来にはつながりにくいかもしれません。

今年の「年度末日のジンクス」に対応する為には、東京市場を中心に警戒した方が良さそうです。